【保健室】首のギックリ

今回は「首のギックリ」についてお話します。夏になり部屋の中では、冷房を効かせ、寝ている間も付けっぱなしだと身体はキンキンに冷えてしまいます。それに加え、外との寒暖差は激しく、夏はお風呂をシャワーで済ます方も多く、夏こそ気にして生活しなくてはならない事はたくさんあります。

腰のギックリは聞いたことある方がほとんどだと思いますが、首のギックリに関しては「なにそれ!」「聞いたことがない」と言われることはよくあります。ですが、どんなに若くてもギックリ腰もギックリ首も誰にでも起こりうるということを知っていきましょう。

まず、どういう症状のことをギックリ首というのか。それは「歩行中の少しの振動でも痛みがでる・起き上がりが困難」などがギックリ首の極限状態です。その他にも「咀嚼が辛い・寝返りが出来ない」など寝違えとは比べものにならないくらいの症状とも言えます。

では、何故ギックリ首になってしまうのか、それは「姿勢」です。この保健室を読んでくれている方は「全部姿勢から来るのか」と思うと思いますが、その通りです。寝違えもギックリ首も起こるときは急ですが、本来は腰からくる骨のゆがみの蓄積・延長だと思って下さい。そこにプラスαで冒頭の「冷え」がトドメをさします。ですので、暑い夏でも適度に湯舟に浸かり身体を温めてあげましょう。

当院では、整体・電気治療・ストレッチ・生活習慣指導と様々な角度から寝違え・ギックリ首の治療を行っています。その人にあったやり方で問診をして進めていきますので、是非一度治療を受けに来てください。