今回は熱中症についてお話します。今年は、例年に増して気温が高く梅雨の時期は、雨が降らず気温が上がり続け7月初めにはすでに40度という驚異な記録をたたき出していました。ニュースでは「日陰でも熱中症になる」「室内でエアコンを付けていても熱中症になる」と騒がれています。ですが、症状も人それぞれで自分が熱中症になっていることに気が付いてない人もいるかと思います。そのせいで症状が悪化は最悪の事態です。自分でもしっかり見極めていきましょう。

症状の重症度には大きく分けて3つあります。Ⅰ度は「めまい・立ちくらみ・生あくび・大量の発汗・筋肉痛、筋肉の硬直など」Ⅱ度は「頭痛・嘔吐・倦怠感・虚脱感など」Ⅲ度は「意識障害・痙攣発作・肝腎機能障害・血液異常など」。
これらが大まかな分類になりますが、その時の症状によって対応も変わってきます。Ⅰ度は基本的に冷所での安静、体表冷却、経口での水分とナトリウム補給。Ⅱ度はⅠ度に改善が見られない場合は医療機関に。Ⅲ度は熱射病となり、医療関係者により診断されるもの。入院加療が必要となります。
普段皆さんはどのような熱中症対策をしていますか?大半の方が水分というと、「お水」を想像するかと思いますが、それだけではNGです。ここで重要になってくるのがミネラル(亜鉛・銅)です。代表的なものでいうとアサリ・カキ・レバー・ココアになります。スーパーで比較的、手に入りやすい食材ですね。

特にこの時期は食欲が落ち、そうめんなどの栄養の少ないさらっと食べられるものを摂取しがちですが、この暑い時こそ食事はに身体とってとても重要になってきます。その中でも筋肉の疲労予防効果が期待できる必須アミノ酸、血流を促すナイアシン、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1などまさに疲労回復にうってつけの栄養素が豊富なのです。ここに「ニラ」の成分「アリシン」を加えることでビタミンB1の吸収率を高めてくれるのでより糖質をエネルギーに速やかに交換して疲れも解消!となります。
この暑い夏を乗り越えるためには色んな面からのアプローチが必要になってきます。出来ることからひとつずつ増やして一緒に頑張っていきませんか?