【保健室】神経痛

神経痛とは、特定の神経の走行上に突然生じる鋭く激しい痛みのことを言います。

痛みの発作は1回につき数秒から数分間で終わることが多く、無症状の時間をはさんで繰り返し現れます。

さらに、刺激を加えると痛みを誘発する圧痛点とよばれるポイントが認められ、咳やくしゃみをしたり、ある決まった姿勢をとると痛みが起こったりする場合があります。

主な神経痛としては、三叉神経痛(顔に起こる神経痛)や舌咽神経痛(口の中に起こる神経痛)、肋間神経痛(胸周りに起こる神経痛)、坐骨神経痛(足に起こる神経痛)などがあります。

当然神経痛にも原因があり、その大半は筋肉や骨格の歪みが元となって神経が引っ張られることにより生じます。

つまり、この神経痛もいきなり発症するものではなく、あくまでも日常的なコリやハリの延長線上に起こるものなのです。

単なる肩こりや腰痛と軽視し放置していると、ある日突然神経痛となって現れてしまいます。

日頃からのお手入れが神経痛に対する何よりの予防です。ですが、もしも神経痛になってしまったとしたら、1日でも早く筋肉のバランスを整え、骨格を矯正する事で神経痛を治していきましょう。