私たちの内臓は体内で消化や吸収などの仕事をするだけではなく、その時の状態によって様々なサインを送っています。
その中の1つに、体のある部位の症状を脳が別の部位の症状と勘違いして痛みを引き起こす「関連痛」というものがあります。
代表的な例としては、左の胸や腕の痛みの原因は心臓、腰の痛みは腸や腎臓、背中の痛みは胃などがあります。

その一方で、外部からの刺激が身体の表層(皮膚や筋など)に加わることによって、内臓に影響を及ぼすこともあります。
先ほどの例とは逆で、腰のコリが腸の機能を低下させたり、背中の張りが胃の調子を悪くさせたりします。
つまり、便秘・下痢や胃のむかつきなどは腰や背中が原因のケースがあり、該当部位のコリや張りを取り除くことで症状が改善することがあります。(内科系疾患参照)
腰や背中、肩などの状態を整える事で、身体の表面だけでなく深い内臓の調子まで整えられることがあるのです。

なかなか改善しない内科器系の症状でお困りの時、是非一度ご相談ください。