【保健室】旬の食材

今回はテレビでもよく聞く「旬の食材」についてお話します。そもそも旬とは、食物(野菜や果物、魚類)が育つ整った環境で自然に成熟する時期のこと。つまり自然にたくさん収穫できる時期こそが「旬」です。

昔と違って今の時代は、一年中色んな食材がスーパーに並び買えることができます。だけれど、旬の食材というのはその時期ならではの良さがあり、季節外れだった時に比べて成熟した食材は2倍以上の栄養価を持つと言われています。

少し考えてみると、夏にはあっさりとした野菜や酸味のある果物、カリウムを豊富に含み、身体の熱を冷ます効果の高いものが旬を迎え、冬には身体を温める効果の高い根菜類が旬を迎えます。

旬の食べ物じゃないと栄養って摂れないの?と思った方。そんなことありません!年中スーパーにおいてあるほうれん草。実はほうれん草の旬は秋~冬なんです。この時期に収穫したほうれん草は夏よりもビタミンCの量が5倍も高くなります。そして夏の代名詞と言われているトマトは実は、春から夏と秋に旬を迎えます。トマトは、カロテンの量が7月にピークを迎えます。普段何気なく買っている食材も旬の食材を食べるだけで、身体に対する影響もだいぶ変わってくるのが分かります。

日本には、「初物七十五日」という言葉があります。昔から初物は縁起が良く、食べると寿命が75日延びると言われています。皆さんの中にも、食材の好き嫌いはあると思います。ですが、気温差が激しいこの時期、バランスのとれた食事を心がけ自律神経の乱れも防ぎ,季節の変わり目に備えましょう。