今回は前回に引き続き「睡眠」についてお話していきます。今日から実践して快適な睡眠を目指しましょう。
意外にも、いらないものを処分することが快眠を得る条件の一つになると言います。「寝室=眠る場所」と脳が理解すると、その環境に入った瞬間に脳は睡眠モードにシフトします。ところが、、読みかけの本、やりかけのゲーム、食べかけのスナック菓子、脱ぎっぱなしの服、こうしたものが目に入ることで脳は睡眠に集中できなくなります。
散らかっている部屋でもしっかり眠れるという人は、もしかするともう一段階快適な睡眠を得るチャンスを取り逃している可能性があります。整理整頓した寝室で寝てみれば、熟睡レベルも上がるかもしれません。
日本人の平均睡眠時間はOECD(経済協力開発機構)最下位の7時間22分。ですが、この世の中にはさらに短い6時間睡眠でも健康状態を維持できる「ショートスリーパー」が存在します。ショートスリーパーは遺伝的な体質で一説には数千人に一人というレアな存在。ですが、睡眠不足を押して仕事に励むのはNGです。
まずは、睡眠が出来る身体の環境作りから始めていきましょう。その為には、自分ではどうにもできなくなってしまった歪んだ骨格を整え、身体の可動域をつくることが大切です。普段、仰向けで寝れない方・横向きで身体を丸めて寝ると安心感がある方は、日常的に腰が丸まっているサインです。自分の中で可動域の限度を決めつけず、まずは当院で身体の柔軟を手に入れませんか?