「寝る子は育つ」ということわざがあるように、タフな身体を作るうえで睡眠はとても重要です。ノンレム睡眠(=入眠後すぐに訪れる)の中でも最も深い状態であるN3(※徐波睡眠)の間に成長ホルモンの分泌が盛んになります。それによって筋線維が太くなり、傷ついた筋肉組織が修復されます。さらには骨も強くしてくれます。しっかり眠ることが筋肉を育む。と、なると正しい睡眠時間が知りたくなってきますよね。
理想の時間は一般的には、6〜8時間になると言われています。足りないなと感じたらいつもより30分早く寝てみましょう。翌日気持ちよく目覚められたらさらに30分前倒しをしていき、自分の理想の睡眠時間が掴めます。頑張りすぎて、眠らないのは本末転倒です。夜更かしをする分だけ摂取カロリーも増えるので体脂肪もアップします。さらに、睡眠不足は脳のパフォーマンス低下を招き、注意力も散漫になり怪我のリスクも上がります。
身体を動かした後は脳が覚醒するので、ほとんどの場合で寝つきが悪くなります。できれば、就寝の2時間前には切り上げましょう。
※徐波睡眠=熟睡感と関連があるとされ心身の健康のために重要。成長ホルモンは、細胞や肌などの修復、ストレス解消・老化の防止・子供の身体の成長等に重要です。