今回は、「トリガーポイント」についてお話します。トリガーポイントとは筋肉にかかるストレスが筋肉に小さなキズをつくり周りの毛細血管を圧迫しその結果、老廃物や痛みの物質を蓄積し形成します。一言で分かりやすくお伝えすると「痛覚過敏部位」と言われています。
その中で、今回はトリガーポイントが形成されてしまう原因や、部位・種類を知って自分の身体に詳しくなっていきましょう。
- 痛みの部位:限定的・散在
- 痛みの種類:特異的な関連痛パターン
- 触診による筋肉の状態:硬くこわばる、温かい
形成される原因
- アレルギー/ホルモン過敏症:トリガーポイント形成/永続化増大
- 慢性ウイルス:トリガーポイント形成される可能性増大
- ビタミンC欠乏/鉄欠乏:トリガーポイントの持続を10〜15%延長させる
- 葉酸欠乏:トリガーポイント形成/続化増加させる可能性あり
トリガーポイントの病態生理では、自律神経がトリガーポイントの発症に関わりがあると考えられています。精神医学的または、癒し治療で筋・筋膜トリガーポイントの痛みが改善することはトリガーポイントの活性化に関与しています。
それぞれの筋肉には栄養供給する為の1本の動脈と代謝老廃物を送り出すためのいくつかの静脈があります。この先に起こるトリガーポイントの重要性は肩こりと共に加味しておきましょう。