突然ですが皆さん、日本人は世界でもトップクラスで座っている時間が長いことを知っていますか?そして何より、座りすぎは寿命を縮めるという結果が明らかになり、日本のデスクワーカーの健康が損なわれている事態になっています。
通常、8時間以上座り続けると死亡率が上がると言われていますが、日本の平均は10時間とゆうに超えています。なぜ長時間の座位で、これほどまでに騒がれているのかというのを今回はいくつか紹介していきます。
まずは、発がんなどの疾患リスクが1.5倍に上がる(8時間以上座位の場合)ということ。日本人男性の3人に2人、女性の2人に1人は生涯に一度はがんに羅り3人に1人はがんで亡くなると言われています。テレビを見たりスマホやゲームを長時間の座位でやることは、猫背・スマホ首の原因だけでなく寿命を縮めるということも理解しておきましょう。
それと同時に、身体にダメージを与えるだけではなくメンタルにも悪い影響を及ぼすことも分かってきました。結果としては、座ってない人より、余暇時間のほとんどを座っている人の方が3.9倍、仕事中にずっと座っている人が1.5倍も抑うつ・不安症状が生じやすいということです。これらは日本の自殺者の増加に懸念されています。
ただただ、運動をしていればいいというわけではありません。平日のほとんどの時間を座っているデスクワーカーの皆さんはこまめに立ってみたり、伸びをしてみてください。お休みの日・普段お家にいる方は、やっと暖かくなってきたこの時期、一日中家の中に居るのではなく、外の空気を吸いながらお散歩の時間を作ってみませんか?